3学期始業式

3学期始業式

3学期が、昨日、1月5日から始まりました。密を避けるため、全校生徒には教室にて放送による始業式を行いました。次はその内容です。

「皆さん、新年おめでとうございます。今日の始業式は、2学期終業式から8日しか経っていないので、その時の最後の部分で話した続きを少しだけ話したいと思います。

私はその時、こう言いました。「いず高生の皆さんには、この困難な状況の中で、自分に与えられた課題を乗り切る力があると私は信じています。」と。皆さん、覚えているでしょうか。

私たちが困難な状況、いわば逆境に陥ったときにそこから立ち直るために必要な、この力を、英語でresilienceと言います。意味は、一つは、ものが跳ね返る力、つまり、弾力。もう一つの意味は、そこから転じて、回復力です。この英語の定義は、ウェブスター辞書では、an ability to recover from or adjust easily to misfortune or change 「災難や変化から立ち直ったり、それらにうまく適応したりする能力」となっています。形容詞はresilientです。日本語的な発音ではレジリエンスとなります。おそらく聞いたことがない英単語でしょう。知っている人は英検準1級の語彙レベルです。

さて、このレジリエンスは、現在のようなコロナ禍のもと、コロナウイルス感染症の治療に当たっている医療従事者の方々を始めとして、経済的な打撃を受けているお店などビジネスに携わっている人々はもちろんですが、これから受験シーズンに突入する受験生にも、そして勉強や部活動、あるいは人間関係等に悩んだり落ち込んだりする若い人たちにも求められる、いわば「折れない心」なのです。

だれもが自ら進んで、しんどい、辛い思いをしたくはありません。しかし、現実の世界では、楽しいことばかりではなく、悲しいこと、辛いこと、しんどいこと、もう嫌だと思うことなどに直面することがあります。そんな時、このレジリエンスを高めて、逆境に直面しても、傷を回復し乗り越えていくことが必要となってきます。

今、はやりの「鬼滅の刃」に登場する、「竈門 炭治郎」も「煉獄 杏寿郎」もこのレジリエンスを持っていると思います。

私が2学期終業式の最後で言いたかったことは、皆さん一人ひとりに、このレジリエンスがあり、この1年、いや、これからの長い人生を、このレジリエンスを高めて「全集中の呼吸」で乗り切っていってほしいということです。

頑張れ!人は心が原動力だから、心はどこまでも強くなれる!

3学期始業式に当たって、以上で、私からの話を終わります。」

1月6日